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2012_09
11
(Tue)06:32

『盂蘭盆経』、現代語訳。 その3(完結編!)

とりあえずは、本文をどうぞ。



目連様は御仏に再度申し上げます。

「私をお生み下さった父母は
衆僧方の威光に満ちた神通の力でもって
仏法僧の三宝の功徳にあずかり
救われることが出来ました。

私と同様に
“未来における全ての仏弟子たちのなかで親孝行をしたい者たち”は
まさにこの盂蘭盆(自恣の日の供養)を奉ることによって
彼らの父母や七代の父母までも
仏縁へと救い導くことは出来るのでしょうか?」


御仏は喜んでお答えになられます。

「なんとも良い質問ですね。
私はちょうど今
そのことについてお話しようと思っていたところなのですよ。

比丘(僧)であろうと
比丘尼(尼僧)であろうと
国王、皇太子、その他の王子たちから
大臣、宰相、三公、百官
また
万民・庶民まで

現在の父母
七代の父母のために親孝行をしたい者は

七月十五日、
この仏歓喜日・僧自恣の日に

百味の飲食物でもって
“くつろいでおられる十方の自恣僧たち”に施しをなさって
こう祈って頂くようにお願いをなさって下さい。

すなわち
“この施し主の現在の父母は
 病にかかることなく寿命百歳までとなり
 一切の苦しみや災難に会いませんように。

 七代の父母は
 餓鬼の苦しみを離れ
 人や天へと生まれ変わって
 極まりない福と楽とを授かりますように”
と。」


御仏は
一同に向かって、このようにおっしゃられました。

「我が仏弟子たちよ。
“孝順の想いを修めようとする者”は
一念一念
常に父母のことを思いなさい。
また
七代の父母に至るまで供養をなさって下さい。

それから
毎年七月十五日には
常に孝順の心、慈しみの心でもって
父母および七代の父母のことを思いながら
〈盂蘭盆の行事〉をなし
仏および僧たちに施しをなさって下さい。

このことによって
あなた方一人一人を
大きくなるまで慈しんでお育て下さった父母の御恩に報いることが出来るのです。

すべての仏弟子よ。
この教えを大事にお守り下さい」


御仏からこの話を伺って
目連比丘様と
すべての比丘、比丘尼、
優婆塞(うばそく・男性の在家信者)、優婆夷(うばい・女性の在家信者)たちは
歓び、喜んで去って行かれた
とのことです。


仏の説きたもう盂蘭盆経 終わる




これにて、完結!
これ、7世紀から今日に至るまで、日本の仏教徒が読み継いで来たお経なんだよね。

奈良時代の人も、平安時代の人も、つい江戸時代くらいまでの人も、
当たり前にこの内容を知っていて、
この内容をふまえてお盆の行事をしていたんですよ!!

そう思うと、なんかすごくないですか!?


(もうすこし、補足記事も書きますね。)
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