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2010_09
18
(Sat)12:44

写経その5 本当にすごい!如法写経!!

 というわけで、前回の続き。

円仁さんは、後半生は大活躍!で、
日本の仏教の発展に多大なる貢献をされたのですが、
前半生において、大病を患うのです。
(もちろん、若い頃から非常に優秀な方で活躍されているのですよ!)

もはや、命も尽きよう、ということで、
比叡山の中心地(当時は東塔エリアと西塔エリアのみ)から、
ずっと北の山奥にこもり、命がけで法華経全二十八品、七万文字近くを、
写経されたんですって!

・・・え?べつにすごくないって?

まだ続きがあるんですよっ!
お坊さんだからね、殺生はダメでしょ?
というわけで、タヌキやシカの毛を使った筆ではなく、
草の筆。
墨って、木を燃やしたススを、にかわで固めてるんだけど、
にかわって、動物の骨をぐつぐつ煮て取り出したゼラチン質なのね。
だから普通の墨はNG×。
というわけで、
石の墨。
を使ってですねぇ、
一文字書くたびに、最高の礼拝を三回しながら、書いたんですって!!
これはお経の一文字一文字が、
そのままお一人の仏さまになる、という受け止め(信仰)をしていたから。
そして最高の礼拝って、アレだよ?
五体投地。
体をぜーんぶ、地面に投げ出すやつ。
立って、座って、バターンってやつがワンセット。
それを、一文字ごとに3回だよ!3回!!
単純計算で、七万文字×3回=21万礼拝っ!!
ああ、死んじゃう!!
(いや、この時、円仁さんは死にそうだったんだよな・・・
そんな中で、こんな荒行をやっちゃうなんて、
すごいッスね・・・)

円仁さん、だんだん体も衰弱してきて、失明しそうになる!
その時に、夢の中で天人に、天の薬をもらい、
奇跡的に回復されたそうな。
あー、よかったよかった。

(伝承では、苦行の後にこの写経を始めた、というものもあるみたい。
“写経”という荒行の結果、奇跡がおきた、という記事をむかし読んだんだけど、
今考えると、その写経も含めた法華経を読みまくる、などの荒行のまま、絶命してもいいや、ぐらいの覚悟の中で奇跡が起きて、体もよくなり、感謝の意もこめて、そのすさまじい写経を完遂されたんじゃないのかなあ。
これ、手元に資料がない孫引きで陥りやすい混乱です。
やっぱり、原典にあたるとうのは、大事ですねえ。)

こうして書き上げた法華経の写経を、
「如法写経(仏法にかなった方法で書いた写経)」と呼び、
その修行の地である比叡山の奥地に供養塔を建てたのが、
比叡山の第3のエリア「横川(よかわ)」の始まりなんです!

今の供養塔「根本如法塔」は大正の再建で、なぜだかぜんぜんめだちませんけど。
ぷんぷん。
みんな、比叡山に行ったら、横川の根本如法塔、行こうね!
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