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2010_12
21
(Tue)20:51

ナゼお正月にだるまさん?

でも、どうしてお正月にだるまなんでしょう?
これはですね、
古代中国の科学にして魔術、“陰陽五行説”で説明出来るんですよー!

達磨大師は壁に向かって、黙って座った。
目ン玉だけをギョロギョロさせて。
口は、かたーく、への字口。

あの、ここからは、独特の理論なので、
ついて来なくてもいいです。
(なんて大胆な独走姿勢!)

お正月=新春はねえ、“木の気”と“火の気”の始まり、なんです。陰陽五行では。
そして、順調に季節がその力を発揮できるように、その“気”や、相性のいい“気”を持ったもので応援をするんです!
(ほーら、もうついてこれない人もいるでしょ?)

だるまさんは、南(インド)から来た。
だるまさんは、赤い。
だるまさんは、(布をかぶって、座っているから)三角形の姿。
だるまさんは、大きな目を見開いている。

これ、ぜーんぶ、“火の気”の特徴なんです!

さらに、大きなはずの口を、しっかりと閉じている。
これはですね、“木の気”に敵対する“金の気”、(この場合は口が“金気”の性質を持ちます)
これをしっかりと押さえこんでいる。

“火”を加勢し、“木”の敵を抑え込む!
という呪術を、一身に体現しているのが、
この
だるまさんなんですね~!

(こういう、同じ性質の仲間によってそのものに力を与える、という発想は、「感応呪術(かんのうじゅじゅつ)」といわれます。
ちなみに、前回の歳の市の風景の火打石などは、“前もって来年そのものを祝ってしまうことで本当に良い年を招き入れる”という「予祝儀礼(よしゅくぎれい)」になります。正月の芸能全般がこの性格を持ち、宗教と祭りの関係の近さを知ることが出来ます。)

このだるまの話は、在野の、しかも女性の民俗学者であられた吉野裕子女史の書物で学んだことです。

(『ダルマの民俗学』参照。
ダルマの民俗学―陰陽五行から解く (岩波新書)ダルマの民俗学―陰陽五行から解く (岩波新書)
(1995/02)
吉野 裕子

商品詳細を見る
この本は、初心者向けの“陰陽五行説”の解説書にもなっています。)

女史の“陰陽五行”で日本の祭祀を読み解く、という切り口は、とっても面白いですよ!

このお方の本、
実はあまり冊数は読んでないのですが、そのうち、しっかりと取り組んでみたいなあ、と思ってました。
今回、記事に書くにあたって、ネットで調べてみたら、
2008年に他界されておられました。92歳だったそうです。
ああ、生前にお会いする機会がほしかったなあ…。
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